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ひまつぶし相談所

ひまつぶし専門家です。きままに、なにかを書きます。きらくに、読んでね。

コミュ障に、床屋はムリゲー。

床屋が苦手なんですよ。髪切ってくれるところ。美容室だの、理容室だの。ぼくは床屋と呼んでいます。なんか、いろいろ話しかけてくるじゃないですか。お兄さん。コミュ障のぼくは、作り笑いを浮かべてあいづちをうつのが精一杯なんですね。「あぁ、はは...、そうですねぇ...。」当然、会話はすぐとぎれる。気まずい空気が流れる。そんなのものともせずに、次から次へと話しかけてくるんですね。たいしたもんです。とてもつらい時間の開幕です。

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髪を、短くしちゃいたかったんですね。おしゃれ坊主的な?しかしながら開幕からコミュ障を発揮して、「今日はおしゃれ坊主で」とか言えません。「めっちゃ短くしちゃってください」としか言えません。「襟足は?」とか「前髪は?」とか聞かれても、「めっちゃ短く」としか言えません。いざという時の、語彙力のなさよ。あれー?おしゃれ坊主どこいったー?

 

サイドはバリカンで刈り上げてもらって、ツーブロックにしているんですけど、バリカンが耳のすぐ近くで「ヴイィィン!!」つって唸ってんのに、なにやら話しかけてくるんですね。お兄さん。完全に「ヴイィィン!!」がお兄さんの声量に勝っているので、なに言ってるかなんてわかるわけありません。「ははは...。えぇ、」と、作り笑いで乗り切ります。まったく聞き取れていないのに、返事しています、この男。なに言ったんだろ。

 

耐えられないので、「話しかけないでねぇ...。」と祈りながら、目をつむって、寝ますよオーラを出します。祈るだけで願いが叶ったら苦労しませんね。おもむろにお兄さんの喉から登場した、「そういえば...。」おいおい。ぼくは、見ての通り、寝てますよー?ほら、口なんか半開きですからー。...。目を開け、作り笑顔。ははは。

 

そういえば、この間、過去最大のピンチが訪れたんです。片方の鼻の穴から、鼻水が出そうになりました。しかも、その穴、完全に詰まっていて、まったくすすれません。で、あ、なにかが鼻の奥からやってくるというのは、感覚でわかります。コミュ障なので「ティッシュください」なんて言えるわけありません。鼻水は、容赦なくあなから飛び出てきました。もうどうにも止まらない。まぁ、バレないんじゃない?と淡い希望を抱いていたものの、鏡を見ると、明らかに鼻の下がキラリと光っています。そんな汚れたキラリいらない。お兄さんにもすぐにばれました。真顔でティッシュくれました。顔からマグマが出るほど恥ずかしかったですね。

 

そんなことがあったからか、今回はやけにティッシュを勧めてきました。花粉のせいか、はながむずむずしていて、よく鼻をすすっていたからですね。でもちょっとむずむずするくらいで、鼻も詰まっていなかったので、全然鼻水が登場する気配はありませんしたね。ティッシュ勧められるたびに、あの日の鼻水事件を思い出してつらかったです。

 

 

 

そんな地獄の時間が終わり、さっぱりしました。

 

 

いつもと変わらない髪の長さでした。

 

 

〜完〜