ひまつぶし相談所

ぐんまけんみんです。ぐんまとは関係のないことばかり書きます。

衝撃タイトル、「夫のちんぽが入らない」。

作者はこだまさんという方。とんでもない衝撃的なタイトルの小説、「夫のちんぽが入らない」。気になっていて、Kindle版が配信されたら読もうと思っていたんだけど、本屋をプラーっとしていたら目に入り、即購入してしまった。それくらい、タイトルにインパクトというか、魅力があった。夫のちんぽは、ぼくの目には入った。

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内容は知らずに買ったんだけど、こういうタイトルだし、「ちんぽ」とか言っているし、なんとなくドタバタ恋愛コメディ的な話かなぁとか思っていた。「ちんぽ」とか言っているしね。

 

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全然ちがうやないかーーーい。コメディだなんてとんでもない、真剣な、わりと重いお話だった。「ちんぽ」とか言っているのに。

 

タイトル通り、「夫のちんぽが入らない」という重大な悩みをかかえた夫婦の話。しかも実話だという。セックスレスとかではなくて、ちんぽが入らない。物理的に入らない。何度チャレンジしても、入らない。

 

なぜ入らないかはわからない。しかも、「夫のちんぽ」だけが入らない。教師の仕事がうまくいかなくて精神的に病み、出会い系で知らない人と会いまくっていた時期があったんだけど、その知らない人たちのちんぽは普通に入る。

 

読み進めていっても、この謎は謎のまま。夫のちんぽがでかすぎるからか?確かにそういう描写は冒頭にあったはあったけど。それが原因なんだろうか。

 

そのほかにも、絶望的な苦難をこの夫婦が襲う。ひたすらそんな話が続いていく。そんな世界観の中でも、使われているのは「ちんぽ」という表現。「ちんぽは入らないけれど、希望する職場に入ることができた。」とか、時々クスッとさせてくれる一文。こういうのがなかったら、ぼくは読むのがつらすぎて断念してしまったかもしれない。

 

結局、なぜ夫のちんぽが入らないかわからないまま、解決することもなかった。そんな事情を知る由もない周りの人たちは、残酷。もちろん悪気など微塵もないのだけれど、子供はつくらないの?だとか、子育ては楽しいよ、したほうがいいよ、などと言葉を浴びせる。

 

衝撃的なタイトルにつられて軽い気持ちで読んだ本だったけど、思いがけず色々と考えることになった、学びの多い本だった。人には色々な人生、色々な普通、色々な形のしあわせがあるんだね。

 

自分が自分の好きなことやってしあわせだからといって、他人も、自分と同じことをやるのがしあわせだとは限らない。したくてもできないこともあるかもしれない。「これ楽しいから、やってろよ!!」「これ楽しいのに、なんであなたはやらないの?」こういう言葉は、おせっかいだし、うざいし、時には残酷にもなるんだな。

 

 

 

 

ちなみに、ぼくは子供は欲しいし、子育てしてみたいけど、お嫁さんがおりません。