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ひまつぶし相談所

ひまつぶし専門家です。きままに、なにかを書きます。きらくに、読んでね。

「世界から猫が消えたなら」をみてきたぞ。容赦なくネタバレするぞ。

川村元気さん原作の小説の実写映画化。小説買ってあるけど、読む前にみてしまった。感想は...。猫を飼いたくなった。なんてかわいいんだ、猫。超かわいいやないかい。

ストーリーは、余命わずかの青年が悪魔と取引をして余命を1日ずつのばしてもらう、というもの。

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主人公の青年は、自転車で郵便配達をして愛猫の「キャベツ」と暮らしていた。ある日いつものように自転車に乗っていると、突然の強烈な頭痛で自転車から落ちてしまう。医者に行くと、脳に大きな悪性に腫瘍があり、手術も難しく、もういつ死んでもおかしくない状況だという。突然そんなことを告げられ、放心することしかできない青年。

 

家に帰ると、「おかえりー」と声が。当然、びびりまくる青年。声の主は、なんと自分とまったく同じ姿をした悪魔だった。悪魔は青年の寿命を告げる。それは明日だとういう。ただし、取引をすれば延命できるという。その取引とは、「何かを世界から消す」ということ。1つ何かを世界から消すと、青年は1日寿命が延びる。まず青年は「パセリ」を消してもいいというが、やはりそんな甘いものではなく、消すものは悪魔が決める。まず初めに消すと決めたものは、電話。世界から電話が消えたなら。

 

電話が消える前に、青年は昔の恋人に電話することにする。その、元恋人とは間違い電話がきっかけで映画の話で盛り上がり、仲良くなり交際に発展、という奇跡みたいな出会いをしていた。電話が消え、彼女のなかの青年の記憶も消えてしまう。

 

次に悪魔が消すと言ったのは、映画。青年にはツタヤ(本当はタツヤだけど)という親友がいた。彼は映画が好きで、それがきっかけで親友になった。毎日毎日、青年にオススメの映画を貸してくれる。世界から映画が消えたなら。ツタヤは青年と親友だったことを忘れ、読書好き、ということになっていた。

 

世界から何かが消えていく中で、青年は自分の人生を振り返っていた。恋人と海外へ行ったこと。一緒に旅をしたトムという男が殺されてしまったこと。昔、レタスという猫を飼っていたこと。レタスの寿命が近づいてきた頃に、母親の病気が発覚したこと...。

 

父親は時計職人だった。母親の最後を看取ることはなく、仕事をしていた。そんな、父親と大きく関わる、時計も消えてしまう。時計の消えた世界で、改めて父と母との思い出を噛みしめる青年。2匹目の猫、キャベツは、実は父親が見つけた猫だった。母に何かしてあげたいけど、頑固で、素直になれない父親。そんな父の優しさだった。

 

そして...。悪魔は猫を消すことに決めたという。世界から猫が消えた世界を想像してみる。キャベツのいない世界。そんなの悲しすぎる。青年は、猫を消すことをやめ、寿命を受け入れることにする。

 

最後の日。今まで消えたものは元どおり。キャベツもいる。大切な人たちの記憶も元どおりになっていた。元恋人、ツタヤに別れを告げる青年。最後は、父親に手紙を書き、それを届けに。。。

 

こんな感じの、思ったよりも重いストーリーになっていた。そして、途中からおしっこに行きたくて大変だった。見逃してなるものかと我慢したけど、映画に集中できなかった...。くそう、なんで自分の膀胱は大容量じゃないんだ。2時間くらいもてよ。

 

ということで、感動大作でした。小説も近々読むぞー。

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